「ニコ生アンケートで高評価」と「ニコニコで人気」は同じ? 2026年夏アニメで比べてみた【ネタバレ若干あり】

アニメ
  1. はじめに
  2. 今回比較する2つのランキングについて
    1. ① ニコ生アンケート評価ランキング
    2. ② ニコニコ公式「今季人気アニメランキング」
    3. 2つのランキングの性質の違い
  3. ランキング比較表
    1. 参考:ニコニコ公式人気ランキング トップ10(2026年10月01日集計)
  4. 両方のランキングを比較して分かること
  5. 各作品について
    1. ニコ生アンケート評価ランキングの作品
      1. 1位:名探偵プリキュア!(アンケート93.6%)
      2. 2位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期(アンケート92.8%)
      3. 3位:令和のダラさん(アンケート92.5%)
      4. 4位:ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜(アンケート91.2%)
      5. 5位:いびってこない義母と義姉(アンケート90.4%)
      6. 6位:これ描いて死ね(アンケート90.3%)
      7. 7位:幼女戦記Ⅱ(アンケート90.0%)
      8. 8位:無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜(アンケート89.9%)
      9. 9位:天幕のジャードゥーガル(アンケート89.8%)
      10. 10位:炎の闘球女 ドッジ弾子(アンケート89.4%)
    2. ニコニコ公式人気ランキングの作品
      1. 1位:ヤニねこ
      2. 2位:名探偵プリキュア!
      3. 3位:無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜
      4. 4位:令和のダラさん
      5. 5位:鉄鍋のジャン!
      6. 6位:幼女戦記Ⅱ
      7. 7位:黄泉のツガイ
      8. 8位:BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-
      9. 9位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期
      10. 10位:「逃げ上手の若君」第二期
  6. まとめ
  7. 出典・参考リンク

はじめに

ニコニコ動画(Nアニメ)でアニメを観ていると、「このアニメ、コメント欄はすごく盛り上がってたな」という作品と、「アンケートだとやたら評価が高いな」という作品が、必ずしも一致しないことがあります。

今回は、2026年夏アニメを対象に

  • ニコ生視聴者が単話ごとのアンケートで「とてもよかった」と答えた割合の平均(=ニコ生アンケート評価ランキング)
  • ニコニコ公式の「今季人気アニメランキング」(視聴数・コメント数・アクセス数などから算出)

の上位10作品を並べて比べてみました。

どちらが「正しい」という話ではなく、「見られている作品」と「評価が高い作品」の視点の違いを、数字を眺めながらゆるく楽しんでみる記事です。

※「各作品について」という項目で、それぞれの作品に対して数行の簡単な感想を書いています。その中にネタバレが含まれている場合があります。

今回比較する2つのランキングについて

① ニコ生アンケート評価ランキング

出典:
アニメ評価ダッシュボード
ニコ生アニメアンケートDB

ニコニコ公式生放送で配信されたアニメの、各話アンケート結果(5段階評価)のうち「1. とてもよかった」の割合を話数ごとに参照し、対象シーズン内の全話平均を算出したものです。

  • 一挙放送や振り返り放送など、通常の単話配信ではない回は集計対象外
  • 2クール以上に跨る作品(例:名探偵プリキュア!、黄泉のツガイなど)は、対象シーズン(今回は2026年夏)に該当する話数のみを集計対象としています
  • あくまで「アンケートに回答したニコ生視聴者」の評価であり、視聴者全体の総意ではない点に注意
  • サイト自体が個人運営のデータベースであり、ニコニコ公式のデータを完全網羅しているわけではない旨がサイト側にも明記されています

② ニコニコ公式「今季人気アニメランキング」

出典:ニコニコ公式 今季人気アニメランキング(合計)

動画視聴数・コメント数・アクセス数などから算出される、ニコニコ公式の人気ランキングです。「評価の高さ」というより「どれだけ見られている・話題になっているか」を反映した指標といえます。

本記事では2026年10月01日集計時点の順位を使用しています。日々変動するランキングのため、閲覧時点の順位とは異なる場合があります。

2つのランキングの性質の違い

 ニコ生アンケート評価ランキングニコニコ公式人気ランキング
何を測っているか各話を観た人の満足度(主観評価)視聴数・コメント数・アクセス数(実際に見られている量)
母集団アンケートに回答したニコ生視聴者のみニコニコ動画全体の視聴者
単位話数ごとの平均%期間内の累計スコア

どちらも「ニコニコでの人気・評価」を測る一つの指標に過ぎず、優劣をつけるものではありません。

ランキング比較表

ニコ生アンケート順位作品名「とてもよかった」平均値公式人気ランキング順位両方トップ10入り
1名探偵プリキュア!93.6%2位◯
2君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期92.8%9位◯
3令和のダラさん92.5%4位◯
4ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜91.2%圏外ー
5いびってこない義母と義姉90.4%圏外ー
6これ描いて死ね90.3%圏外ー
7幼女戦記Ⅱ90.0%6位◯
8無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜89.9%3位◯
9天幕のジャードゥーガル89.8%圏外ー
10炎の闘球女 ドッジ弾子89.4%圏外ー

※ニコ生アンケート評価ランキングの数値は、通常の単話配信のみを対象とした平均値です(一挙放送などは含みません)。2クール以上の作品は、対象シーズン(2026年夏)分のみで集計しています。
※公式人気ランキング順位は2026年10月01日集計時点のものです。「圏外」はニコニコ公式人気ランキング トップ10に入っていないことを示します(それ以下の順位は未確認)。

参考:ニコニコ公式人気ランキング トップ10(2026年10月01日集計)

順位作品名ニコ生アンケートでもトップ10入り
1ヤニねこー
2名探偵プリキュア!◯(アンケート1位)
3無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜◯(アンケート8位)
4令和のダラさん◯(アンケート3位)
5鉄鍋のジャン!ー
6幼女戦記Ⅱ◯(アンケート7位)
7黄泉のツガイー
8BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-ー
9君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期◯(アンケート2位)
10「逃げ上手の若君」第二期ー

両方のランキングを比較して分かること

両方のトップ10に入っていたのは、次の5作品でした。

  • 名探偵プリキュア!(アンケート1位/公式2位)
  • 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期(アンケート2位/公式9位)
  • 令和のダラさん(アンケート3位/公式4位)
  • 幼女戦記Ⅱ(アンケート7位/公式6位)
  • 無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜(アンケート8位/公式3位)

一方で、アンケートでは上位に入っているのに公式人気ランキングでは圏外だった作品は、次の5作品でした。

  • ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜
  • いびってこない義母と義姉
  • これ描いて死ね
  • 天幕のジャードゥーガル
  • 炎の闘球女 ドッジ弾子

逆に、公式人気ランキングには入っているのに、アンケート評価トップ10には入っていなかった作品は、次の5作品でした。

  • ヤニねこ(公式1位)
  • 鉄鍋のジャン!(公式5位)
  • 黄泉のツガイ(公式7位)
  • BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-(公式8位)
  • 「逃げ上手の若君」第二期(公式10位)

こうした違いが生まれる背景には、

  • 話題性・視聴のしやすさ(配信タイミング、原作人気など)は公式人気ランキングに反映されやすい
  • 一方で「観た人の満足度」はアンケート評価により強く出やすい

といった傾向があるのかもしれません。「人気=評価が高い」というわけでも、「評価が高い=人気」というわけでもなく、両方の指標を並べてみることで見えてくる違いが面白いところです。

各作品について

各作品の個人的な感想は、視聴済みのものについてのみ後から追記します。
両方のランキングに入っている作品は、ニコニコ公式人気ランキング側では感想を書かず、ニコ生アンケート評価ランキング側の感想欄を参照する形にしています。

ニコ生アンケート評価ランキングの作品

1位:名探偵プリキュア!(アンケート93.6%)

2026年春から継続しているアニメ。今シーズンのアンケート平均で1位を獲得。
第2クールは、キュアエクレールとキュアアルカナの復活が印象的でした。
「とてもよかった」がどの話でも90%以上をキープしており、プリキュアシリーズ最新作としての貫禄を示したと言えます。

第2クールの記事ではありませんが、同作品の記事を書いていますので、よろしければご覧いただければと思います。

2位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期(アンケート92.8%)

一部で「ラブコメ界のボーボボ」と呼ばれている、人気漫画原作のアニメの第3期となります。
運命のいたずら(神様の凡ミス)により、恋太郎の彼女も17人になりました。
3期最終回は、3人目の彼女である静の深堀りや、元凶である神様との対話シーンが興味深かったです。
私は第4期制作を待っていますが、その前の段階として、原作が打ち切られずに完結することを切に願っています。

3位:令和のダラさん(アンケート92.5%)

シリアスな過去パートと、ギャグが多めの現代パートが1話の中に両方出てくる、独自の構成で展開されるアニメです。
温度差で風邪を引きそうになりますが、過去と現在で共通するのは「ダラさん(妹巫女殿)は優しい」ということでしょうか。
現代パートでは、三十木谷姉弟とダラさんの掛け合いがとても和みます。オススメのホラーコメディ作品です。

4位:ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜(アンケート91.2%)

(未視聴のため、感想なし)

5位:いびってこない義母と義姉(アンケート90.4%)

※記事執筆時点で、最終話が観れていない作品です。
タイトル通りの作品です。一言でいうと「逆シンデレラ」とでも言うのでしょうか。義母と義姉が優しすぎます。
同作品の記事を書いていますので、そちらの記事をご覧いただければ、作品の雰囲気が伝わるかと思います。

6位:これ描いて死ね(アンケート90.3%)

大好きな作品に出合い、漫画を描くことを始めた少女の物語です。(第2期の制作も決まりました)
この作品の主人公は前述の少女で間違いないと思いますが、もう1人の主人公と考えられるのが、少女の担任の先生で…?
仲間が増えていき、漫研が発足し、作成する漫画のクオリティも上がっていく過程は、とてもワクワクしました。

同作品の記事は、こちらです。

7位:幼女戦記Ⅱ(アンケート90.0%)

第1期から約9年ぶりに放送された、異色の異世界転生もの作品の第2期です。
主人公のターニャ本人は優秀なものの、それ故の活躍により、帝国の選択肢がどんどん減っていったようにも思えます。
第1期と比べると、「存在X」の分かりやすい介入は少なく思えましたが、それでも要所で存在感を放っていました。

8位:無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜(アンケート89.9%)

※記事執筆時点で、最終話が観れていない作品です。
「大河ファンタジー」と称されることもある、大長編の異世界転生もの作品の第3期となります。
ルーデウスの2回の結婚と、未来の自分との邂逅が印象的でした。
ヒトガミが明確に「ルーデウスの敵」であることが分かったのも大きいですね。

9位:天幕のジャードゥーガル(アンケート89.8%)

トマトスープ氏の漫画が原作で、2026年7月から9月にかけて全12話で放送された歴史ファンタジーです。
知恵(と笑顔)だけを武器に、モンゴル帝国の内側へ入り込んでいくシタラの生き様が、静かな迫力を持って描かれていました。
シタラの名を捨ててファーティマを名乗る(信頼したドレゲネには本当の名を明かす)場面と、以降の展開がどうなるのかを毎週楽しみにしていました。

10位:炎の闘球女 ドッジ弾子(アンケート89.4%)

1990年代に人気を博した「炎の闘球児 ドッジ弾平」の正統続編で、主人公は弾平の娘である一撃弾子(いちげき だんこ)です。
闘球という独自競技(ドッジボールとは別物だと受け取っています)の熱さは、前作をあまり知らなくても十分に楽しめる勢いがありました。
個性的かつ魅力的なキャラ達とチームを組んだり、ライバルとして切磋琢磨したり…コロコロ作品らしいギャグも交えた、とてもテンポの良い作品でした。

ニコニコ公式人気ランキングの作品

1位:ヤニねこ

週刊ヤングマガジンおよびヤンマガWeb連載の漫画が原作で、私自身はヤンマガWebでたまに読んでいました。
金なし・生活力なし・マナーなし(だが、顔が良くて、手先が器用で、何だかんだ愛される)の獣人「ヤニねこ」の、
何もかもがダメなのに妙に目が離せない日常が描かれています。
舞台である「にゃがみ原市」は、(名前から推測する限り)神奈川県内の実在の市がモデルになっているように思います。
人気・視聴数の面で今期トップを走っていたのも納得の、独特の中毒性がある作品でした。
(ただし、衛生面で汚い描写も特徴的な作品なので、視聴の際はお気をつけいただければと思います)

2位:名探偵プリキュア!

→ ニコ生アンケート評価ランキング1位の感想欄を参照してください。

3位:無職転生Ⅲ 〜異世界行ったら本気だす〜

→ ニコ生アンケート評価ランキング8位の感想欄を参照してください。

4位:令和のダラさん

→ ニコ生アンケート評価ランキング3位の感想欄を参照してください。

5位:鉄鍋のジャン!

西条真二氏による、シリーズ累計発行部数1000万部超の料理バトル漫画が原作。
連載終了から20年以上の時を経て、ついに初のテレビアニメ化となりました。
主人公のジャンは、相手を負かすためなら手段を選ばない、良くも悪くも規格外の中華料理人です。
料理を通じたキャラクター同士の駆け引きの熱量や、実際に中華料理店に行きたくなるような魅力的な料理の描写が印象的でした。
(90年代と現代の違いを補足してくれる、津田健次郎さんのナレーションが、アニメにさらなる魅力を追加してくれていました)

6位:幼女戦記Ⅱ

→ ニコ生アンケート評価ランキング7位の感想欄を参照してください。

7位:黄泉のツガイ

「鋼の錬金術師」の荒川弘氏による、2026年4月から9月にかけて全24話(2クール)で放送された作品です。
双子の兄妹ユルとアサが暮らす村が、武装組織に襲われるところから物語が大きく動き出します。
守り神である「ツガイとの契約」という設定が独特で、話が進むごとにユル達の住んでいた村の歪さが明らかになっていく点も見どころでした。

8位:BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-

(未視聴のため、感想なし)

9位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期

→ ニコ生アンケート評価ランキング2位の感想欄を参照してください。

10位:「逃げ上手の若君」第二期

※記事執筆時点で、最終話が観れていない作品です。
「暗殺教室」の松井優征氏による歴史エンタメ漫画が原作で、今シーズンは第2期となります。
仲間を集めた第1期に対し、第2期はその仲間たちと共に鎌倉奪還へ向けて動き出す展開となりました。
仲間との絆が深まっていく一方で、足利方との対立がより重くのしかかってくる展開も見応えがありました。
第2期から登場するキャラクターも多数いましたが、中でも「楠木正成(くすのき まさしげ)」と出会ってからの時行の変化は、
まだ些細なものですが、これからの成長の兆しを感じられるものでした。

まとめ

「ニコニコでよく見られている作品」と「ニコ生視聴者から高く評価された作品」は、重なる部分もあれば、そうでない部分もありました。

どちらのランキングも、あくまで「ニコニコというプラットフォームの中での一つの指標」に過ぎません。人気があるから優れている、評価が高いから正解、というものでもなく、それぞれ違う角度から作品を見ているだけなんだと思います。
(惜しくもランキング外ではあるものの、私が楽しく観ていた作品も沢山ありました)

👉 皆さんが観ている作品は、今回どちらのランキングに入っていたでしょうか? 気になった方はぜひ元データもチェックしてみてください。

出典・参考リンク

※ランキングの数値・順位は時間とともに変動する場合があります。最新の情報は各リンク先をご確認ください。

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